雪道の正しい走り方。初心者が怖い思いをしないために。とにかく焦らずゆっくりが基本です。

雪道走行の車

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いやぁ。
今年(2023年)は、えらく恐ろしい目に会いましたね。

寒波のおかげで、マメムも雪道を何度も運転することとなり…

何とか無事に生きておりますが、本当に、毎日、恐々と走っておりました。

今後の為に、正しい雪道の走行の仕方を調べました。

ペーパードライバーさんと初心者さんの参考になりますように。

それにしても…
えらく久しぶりの車の記事ですな。
これは、本当に車のブログなのか(笑)

目次

雪道を走るのには勇気とスタッドレスタイヤが必須です。

車の運転に慣れている人でも、雪道に慣れていないという方は多いでしょう。

ましてや、ペーパードライバーさんだったなら、通常の車の運転だけでもビクビクなのに、雪道なんて走れるかい!と思う事でしょう。

分かります。
そうですよね。
とにかく勇気です!

マメムの場合…

相方が原付のバイクで通勤をしておりまして…

キンキンに凍ってる道路を原付バイクで走って行け!と言う勇気がありませんで…

なけなしの自分の心の勇気を振り絞って送迎をいたしましたでございます。

ええ、それはもう、大変恐ろしゅうございました。

何が怖いって…

家の前の道に出て、ソッーと走り出したとき、

目の前を走っていた軽トラがスリップしたことよ!

ひよぇ~って、本当に心から叫んだわ。

「ひょぇ~」だよ?

そんな言葉、文字で書いたことしかないわ。

まさか、自分の口から叫び声として発する日が来るなんて…

軽トラは、グワンッて、マメムの前で左側に滑って行った。

めちゃめちゃビビった…

間一髪?ぶつからずにマメムは軽トラの横を走りぬけて…

バックミラーで、軽トラが田んぼギリギリで停止したのを確認した。

いや、よかったね、オジサン…

その時に思ったわけです。

雪が降るか降らないか、マメムの住んでいる地域では、毎年、微妙なのです。だから、近所の人や、会社の同僚たちの中には、「スタッドレスタイヤ」に履き替えない人もいます。

けれど、数年前に、雪で痛い目に会っているマメムは、暖冬と言われている年でも、必ず「スタッドレスタイヤ」に履き替えをしているのです。

心の底から、「履いててよかった冬用タイヤ」と広告のセリフのようなことをつぶやいたわけです。

マメムは、普通のタイヤで凍った道を走ったことはないのだけれど…

確かに、スタッドレスタイヤだって万能ではないと思いますが、今まで、凍った道を走らなければならなかったとき、滑るという感じには一度もならなかったと思う…

まあ、以上にゆっくり運転しているのは事実ですが…

その日…大雪だった日…

相方の会社では遅刻する人が続出したそうな…

事故にあった人も、渋滞に巻き込まれた人もいたそうです。

みんな、口々に「スタッドレス偉大だべ」と言っていたそうです。

とにかく…

雪道を走るためには、勇気だけではだめなのです!

必ず、スタッドレスタイヤを! これ必須です!

なんなら、勇気はなくてもよい。
とにかく最低限、スタッドレスタイヤだけは履いてください。

雪道は、とにかく、ゆっくり走ること

なんでも、目安は、制限速度にマイナス10キロだとか。

つまり50キロの速度制限の道なら40キロで走行するってこと。

なぜかと言うと、ブレーキの回数を極力減らすためです。

雪道って書くけど、車で走る雪道って「凍ってる道」ってことだものね。

いつもより、ブレーキもかかりにくいし、グッとブレーキ踏み込むわけにもいかないし。

ちなみに、急にグッとブレーキをガッツリと踏むと車がクルクル回ります…

マメムの友人で、やっちゃった人がいてね~

まあ、無事だったから良かったようなものの

生きた心地がしなかったらしいです。

(回らないまでも、スリップする危険がありますから注意です。)

マメムは、ビビりながら時速30キロぐらいで走行。

つまり、我が家の前の道は、制限速度40キロということですね。

車間距離も、いつもの2倍はとりましょう

普段、制限速度を守って走っていると、後ろにピッタリとつけられたりして、なんか焦っちゃうってことがあるのだけれど…

さすがは、雪道!

後ろの車は、しっかりと車間距離をとってくれていました。

だから、ゆっくり走ることで焦る必要はなし!

周りの人だって、こんな時に焦らせてきたりはしないはず。

前の車との車間距離も、うーんと長くとって、トロトロ運転すればいいのです。

車間距離を長くとる理由も、トロトロ運転と同じです。

ブレーキをなるべくふまないため、ふんわりブレーキで、ぶつからずに停車するためです。

急ブレーキ・急ハンドル・急発進など絶対にダメ!

これも言わずもがなですが…

急ブレーキ・急ハンドルは、絶対にダメです。

カーブを曲がるとき、キュってハンドルを回す癖のある方は、ぜひともお気を付けください。

いつもより、スピードを控えるのには、急ハンドルをしないためというのもあります。

急発進・急停車・急ハンドル・急ブレーキは、どれも危険です。

タイヤが滑るかも?というのは想像できますよね。

急ブレーキで、もしタイヤがロックしてしまったらと思うと恐ろしくて震えます。

あと、マメムのブログの読者の方々は、たぶんしないと思うけど…(そんなこと怖くてできないよね。)

急な車線変更も危険だからやめた方がいいと思います。

マメムの周囲のベテランさんたちの中には、ヒョイヒョイって感じで、雪道でも車線変更してビューンってスピード出してる人もいましたけどね…

この度の大雪の時は、さすがに事故ってましたから。いやはや、笑いごとでなく。

スリップして中央分離帯にぶつかりましたからね。

誰の事も巻き込まず、本人に怪我がなかったのは不幸中の幸い。

しかし、ちょっとした渋滞を引き起こし、次の日、同じ帰り道(仕事終わりだった)の同僚たちに文句言われてましたね(笑)

雪の日は、ギアチェンジするべきか? しないことをオススメする

実は、今回、これが言いたいがために記事を書いたようなものです。

マメムの通勤路には、結構、急な坂道があります。

今回、相方を送迎して口論になったことが一つ…

その急な坂道(まあまあ長い坂)をくだるとき、相方が助手席で

ハテオ

ちょっと、ギアチェンジしなよ。セカンドにさ。

などと、偉そうに命じてきたわけです。

マメムは、ギアチェンジにトラウマがあり、なるべく、というか、まったく変えることがないのです。

長くなるので、また別の機会があれば記事にしますが、ギアチェンジして車が動かなくなったことがあったのよ。非常に怖い出来事が…。それ以来、オートマなんだから、すべてオートマチックにできんでしょってことで、車の性能?に任せておるわけです。

マメム

嫌じゃ、怖いから

ハテオ

いや、雪の坂道、そのままの方が怖いから

えっ?

そうなの?

なんかわからないけど、自信満々に言うから…

坂道の前に都合よく赤信号で止まったので、相方の指示通りにギアをセカンドに変えてみた。

坂道…

普段、ブレーキを踏まずに走ったら、あっという間に100キロ近くスピードがでる魔の坂道…

ギアをセカンドで雪道で走ったら…

一応、ブレーキ踏まずに下まで降りれた。

ハテオ

ほらな…行けたべ

マメム

いや、なんか怖かったけど…

そう、下まで無事に辿り着いた。

でも、なんだろう?

なんか、ハンドルが取られる感じがして怖かったのだけど…

そう…

マメムの感覚が正解だった…

後で調べたところによると、ギアチェンジしない方がよかったらしいのです。

おい、相方よ…

アンタのその自信満々な態度、どこから湧いてきてたんだ?

雪道走行の常識ってなに?

坂道、特に長い坂道の場合、フットブレーキを踏み続けて、スピードを落とし続けると、なんやら分からない現象がおきてリスクが発生しやすいというのは、マメムでも知っている。

なんでも、「ブレーキ性能が低下するフェード現象」・「ブレーキオイルが沸騰してペダルの踏み込みが効かなくなるべーバーロック現象」などというものらしい。

それで、山を下るときなんかは、エンジンブレーキを活用しましょう、ギアチェンジしましょうと言うのが常識的な走り方というものらしい。

でも、それは、あくまで普通の状態の道なわけ。

雪の日の山の長い下り道の場合はどーする?

その場合、マメムに言ってあげられるのは一つだけ…

「走っちゃダメ」

ごめんよ、長い山の下り道は、雪の日はやめときな。怖いって思うなら、走らない方がいいの。

で、今から、マメムが書くのは、普段使いしている道で、まあまあの坂道がある場合についてです。

そういう場合は、とにかく、グッーっとスピードを落とします。

もう、めちゃくちゃスピードを落とします。

40キロ以下か、できれば30キロ以下ぐらいに落とします。

そして、絶対にギューっと踏み込まないようにして、ソフトにブレーキをかけつつ下っていきます。

今回、相方を何度も送迎して、ずっと、この方法で(最初の1回のギアチェンジ以外)走ってみたけど、まあまあ行ける(笑)

ズバッーって滑ったりしたことはない。

とにかく、これでもかってぐらいスピードを落とせば大丈夫。

ギアチェンジして、凍った坂道を走るのは危険ぽいのでオススメしません。

いろいろ、調べてみたけれど、国沢光弘氏という自動車ジャーナリストなる方の記事が一番腑に落ちたので少し引用。

当たり前のことながらエンジンブレーキを使うと、駆動輪にのみブレーキが掛かってしまう。前輪駆動車なら前輪だけ。後輪駆動車は後輪だけにブレーキが掛かるのと同じこと。
滑りやすい路面で自転車に乗った、と思って欲しい。緩い制動なら前輪だけブレーキを掛けても問題なかろう。けれど強くブレーキを掛けたら前輪がスリップする。後輪ブレーキもバランスを崩す。
雪道を走る時のエンジンブレーキは、自転車と同じだと思っていただければよかろう。緩い制動であればエンジンブレーキを使って問題なし。けれど強いエンジンブレーキを使うとバランスを崩し、最悪の場合スピンすることになってしまう。

国沢光弘のホットコラム「雪道走行の新常識」より

つまり、エンジンブレーキ(ギアチェンジでセカンドにするとか)をかけると、前のタイヤだけとか、後ろのタイヤだけにブレーキがかかるようなものらしい。自転車で急ブレーキかけたらスリップするよね、それと同じさってこと。

いや、まったく、納得したわ。

相方に、この記事を突き付けてやったのは言うまでもない。

雪道の坂道では、ギアチェンジせず、めちゃくちゃゆっくり走って、ソフトタッチでブレーキを!

雪の日は、なるべく大きな道路を走ること

大きいって言っても、もちろん高速道路はダメよ(笑)

道の大きさっていうのもあるけれど、マメムが思うに…

なるべく交通量の多い道を選んだ方がいいかと。

いつも交通量の少ない裏道を走ってるって人も、この時ばかりは、混み込みの車がビュンビュン走っている道を選ぶのがオススメ。

なぜって、結構、他の車によって雪が溶けてたりするから(笑)

それに、道路の人?が除雪してくれてたりするしね。

除雪車と雪道の写真

裏道より、雪が少ないはず!

何日も、雪が降り続いて、それでも、トラックで配送をしてる方々はたくさんいらっしゃって…

本当に頭が下がります。

そして、今回の雪道…

マメムは、たくさんの運送業者さんたちの後を、有難く走行させていただいたのですじゃ。

トラックが多く走っている道の方が走りやすいのは間違いない。

しかし、それには、一つ、デメリットもある…

反対車線を走っているトラックからの雪をかぶることがあるということ。

もしくは、道の雪とか融雪剤とかがバチバチあたる。

マメムは、この前、融雪剤を撒いてくれている黄色い車を横切ったとき、バリバリバリという音とともに、融雪剤と思しきものを浴びてしまいました。

トラックの屋根から雪の塊がガサっと落ちたりね。

まあ、怖いことも多少ありますね。

それでも、車間距離をとってさえいれば、たいていのことは大丈夫です。

ですから、雪の日は、細い裏道を走行するのだけはやめましょう。

慣れてる道でも走らない方が無難です。

マメムも、普段は、幹線道路をさけて通勤したりしますが…

いつもの裏道、木が倒れてえらいことになってたよと、同僚たちが騒いでおりました。

皆さんも、くれぐれもお気をつけて。

最後に、余談ではありますが…雪道走行の後は洗車した方がいいです

融雪剤浴びたマメムは、調べました…

融雪剤とは、その成分は「塩」らしいのです。

塩化ナトリウム・塩化カルシウム・塩化マグネシウム…

うん、お塩だね。

つまり、放っておくと、車…錆びるよ

マズイ…

かなり放っておいている…

さっそく、洗車したいと思います。

でも、寒いし…嫌だなぁ…(笑)

それでは、どうぞ、安心安全な運転を!

一応、スタッドレスタイヤを貼っておきます。

この記事を書いた人

MAMEMU(マメム)です。
イマサラだなぁと思って何も始めない。
それでは何も変わらないのでイマサラだけど色々始めた。
せっかくなのでイマサラ始めたことをブログにしました。

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