この度、相方が喜ばしくも「普通自動車免許」を取得しました。
相方、「50歳」と少し。
元気に車に乗っています!
今から免許なんてと思っているアナタ!
今からでも大丈夫。
必ず乗れます。
どうぞ、相方の体験談、読んでみてください。
50も過ぎて、イマサラ…免許もな。
諸事情により、相方とマメムは引っ越しました。
そこそこの田舎です。
車がないと買い物にもいけません。
マメムは、長い間、封印?していた運転免許を26年ぶりに活用することになりました。
その時の記録は、こちらにまとめてあります。
自慢じゃありませんが、26年ペーパードライバーでした。 今回は、当時の気持ちを語っています。 運転恐怖。絶対に運転なんかしないと思っていました。 マメム 運転怖かったわ。ホントに怖かった。 […]
26年の封印を解くのは、そりゃもう恐怖以外のなにものでもありませんでした。
けれど、いかんせん、相方のは免許がない…。
相方は、若いころから愛用している「原動機付自転車」つまり原チャリで、トットットッと、毎日、それは元気に通勤しておりました。
しかし!
引っ越してから数か月たったある日、ポソッとつぶやいたのです。
「50も過ぎて、イマサラ免許なんて無理だよね…」
おお~。
これは…。
相方の否定的つぶやきは、本当はやりたい、肯定してもらいたいの意味。
50歳過ぎて…、イマサラ…。
いや、そんなことはない!
と思う…。たぶん…。できる…。気がする…。
心の声は、少々弱気なマメムでしたが、外に向かって出した声は、強気!やる気!元気!
「大丈夫! 取れるよ。だって、原付には乗ってるし。ルールは分かるじゃん!」
相方は、満面の笑み。
やっぱりな、欲しいんだ、免許。
かくして、なんだか、アッサリと相方の教習所通いが始まりました。
今の教習所は、昔と違うのね。
マメムが、教習所に通っていた時代は…、
教官?が怖いとか、
年齢と同じぐらいのお金がかかるとか、
そんなことを言われてた記憶があるのだけれど…。
今は、普通にオートマ車限定で取れるし。
教官は、優しいらしいし。
お金も、すべて込みのパック料金みたいな感じで、単位を落としたら料金が増すみたいなシステムではなかった。


なぜか、教習所の人気者になったらしい。
やっぱり、50歳を過ぎてから、普通自動車免許を取得される方は多くはないらしい。
でも、いないことはない!
相方の前にも、なんと60代の方が免許を取得しに来られたそうで。
「まあ、でも、かなり前ですけどね~」
受付のお姉さんは、にこやかに笑っておっしゃった。
ずいぶん前か…。
でも、ゼロではない。
不可能でもない。
頑張れ。相方。
相方は、仕事が終わってからしか教習所には通えない。
土日祝に頑張って予約を入れられればいいのだけれど。
だいたい、素早い若者たちで埋め尽くされてしまう。
スタートダッシュが遅いのだ。仕方がない。
でも、楽しそうに通っていた。
実際、楽しかったらしい。
「学科は、頭が痛いよ~。覚えることいっぱいでさぁ」
などと愚痴っていたが、顔は、ニヤニヤしていた。
久しぶりに学生っぽいことができて嬉しそうだった。
教習所の皆さんも、やはり珍しい50代の相方を、なんとしても合格させたいと思ってくださったらしく、受付のお姉さんも、教官も、すれ違うたびに声をかけてくださったそうな。
「ハテオさん! 調子どうですか?」
「この前、イイ感じだったみたいですね。その調子ですよ。」
と、相方が調子に乗り過ぎて舞い上がるぐらい気にかけてくださった。
有難いですね。
そりゃ、目も悪くなるし、覚えも悪くなります。でも、来年より今年の方がマシなのです。
相方も、楽しい嬉しいことばかりではありませんでした。
そりゃ、自分より年下の教官に指導されるんだから、多少のね、あれはね、ありますよ。
でも、それでも、総合で、やっぱり「楽しかった」らしいです。
そりゃね、目も悪くなりますよね。
物覚えもね…、まあね。
でも、今年の方が、来年よりは、物覚えいいハズ。
目もいいハズ。
マメムも相方も考えました。
今、免許を取得しても、すぐに返上しなければならないなとか。
本当に、そこまで必要かしら?とか。
それでも、チャレンジして良かったなと思うのです。
相方も、何かわからない自信がついたようです。
そばで見ていただけのマメムも、もう無理かもなと感じる心が一つ減りました。
相方が、補習受けたり、仮免落ちたりしながらも、頑張ってる姿を見て、自分も、まだまだやれるな~と思うようになりました。
ベタだけれど、
もう50歳と言うより、
まだ50歳と言いながら過ごした方がいいですよね。
いくつになっても、やりたいと思ったことは、できるってこと。
そう言いながら生きていけたらいいな。
もし、50代、チャレンジすることに、ためらいを感じているなら…。
思い切ってやってみて。
私も、また、思い切ってチャレンジしながら生きたいと思います。
一緒に頑張りましょう。