小さい畑やってます。
毎年、雑草との激しい戦いでした。
最近、少しラクチンになってきました。
キッカケは、雑草の抜き方を変えたこと!
雑草は、根っこから引き抜くものだと思いこんでいました。とんだ間違いだった。
マメムは、雑草の根っこからブチブチと思いっきり引き抜いていました。
だって、根っこが残っていたら、すぐ復活するじゃん!
そしたら、また草ボウボウになるじゃん!
そう思っていました。
でも、いろいろ調べたら、それは、とんでもない勘違いだったのです。
まあ、根っこから根絶した方が良い雑草もあるので、すべての雑草に効果があるとは限りませんが、マメムの畑では、かなりの改善が見られました。
根っこは、残して草を刈る!
たったこれだけのことなのです。
なぜ根っこを残した方がいいのか?
そもそも、なぜ、根っこを引き抜いてはいけないのでしょう?
一番の理由は…、
土が固くなるからです。
なぜ、土が固くなるのか?
それは、雑草の根っこが伸びることで土を柔らかくしているからだそうです。
根っこが、伸びるということは、土を掘り進めているということ。
少しずつ掘り進めて柔らかい土を作っていくのですね。
そうして、自分にとって良い環境を作っているわけです。
その雑草を根っこから引き抜いてしまうと、せっかく掘り進めた柔らかい部分が固く締まってしまうのです。
すると、どうなるのか?
雑草は生えないのか?
根っこから雑草抜いても、また必ず生えますよね。
そうです。
今度は、その締まった土でも掘り進められるパワーアップした雑草が生えるのです。
でね、それを知らずに、マメムは、毎年、バンバン抜いていたわけですよ!
すると、引き抜くたびに、土が締まって固くなっていたわけですよ!
で、次の年、固い土でも繁殖する別の雑草が生えるわけですよ!
また、がんばって引っこ抜きます。
すると、さらに強靭な根をもった雑草が生える!
それを、さらに抜く!
もっと強靭な最強の雑草が生える!
まさに、雑草の悪循環!
負のスパイラル!
雑草エンドレス!
そういうわけで、雑草の根っこは残した方がいいのです。
根っこを残した草刈りのコツ!
さて、実際、根っこを残す草刈りとは、どのようにするのか?
ズバリ!
成長点から切ってしまうという事です。
根元に成長が始まる部位があるのですね。
ここから伸びまっせというラインが植物にはあるようです。
上の写真の状態で放っておくと、確実に、すぐ復活しますよね。
矢印していますが、わかります?
白くなっていますよね。
その白くなっているところの下、
つまり、少し土の中ね、そこが成長点です。
だから、刈るときのコツとしたら、錆びてるぐらいの鎌でいいので、ちょっと土をえぐるような感じで根元から切る!
最初は、少し面倒くさいけれど、慣れてきたら、なんか意外とハマリます。
草刈りってやるまでは億劫なんだけれど、やり始めると何か楽しいの。
マメムだけかしら?
もう、すでに伸び切ってボウボウになってるなら、全体をざっくりと刈ってから根元切りして下さい。
できればね~、ボウボウになる梅雨前にしておくのがオススメですけどね~。
根っこから根絶した方がいい雑草もあります!
根っこから根絶した方がいい雑草もあるそうです。
あまり、詳しくは分からないけれど、マメムの畑でよく見かけるやつだけピックアップしました。
地面の下で、グワァーンと勢力を伸ばしていく「地下茎」という種類のものは、根っこから引き抜いてしまいます。
野菜より強い品種が多いらしく、畑の畝にあろうものなら、作物に勝ってしまうので早めに引き抜きましょう。
代表的な我が畑で一番よく見るヤツはこれ。
スギナです。
これを見つけたら容赦なく引っこ抜く!
これね、実は、「つくし」なんです。
正確には、つくしは、スギナの「胞子茎」と呼ばれます。
スギナの一部というか、別の部位なのね。
スギナから生えている感覚です。
だからね~
つくしのいるところにはスギナもいます。
カワイイけど抜いちゃおうね。
(食べる?)
もう一つ紹介。
これは、球根で増えるタイプの雑草。
球根を抜かないと、また生えます。
我が畑の代表的な球根雑草は、これ。
カタバミです。
かわいいけどね~。
抜いちゃいます。
雑草対策は、早めにマメにやりましょう。
雑草対策で一番有効なのは「生やさない!」ってことですよね。
できれば、梅雨前にボウボウになる前に、根元を切っちゃうのがオススメです。
そして、切った後、伸びてくる気配がなくても。なるたけマメマメに土をカシカシと削りましょう。
道具は何でもいいのですが、マメムは、ネジリ鎌で地面を削っています。
これを始めてからは、毎年、草ボウボウを免れています。雑草対策って悩ましいところですよね。でも、少しでも美しい?畑を維持したいと思います。
それでは、また。
美味しい楽しい農園生活を!