畑の雑草対策はとにかく予防です。梅雨に入るまでが勝負。頑張りましょう。

夕暮れの畑の写真

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お友達のPちゃんは、少し天然系。
そんなPちゃんが畑を始めました。
5月は、夏野菜の植え付けなんかで、
畑仕事が一番しんどいし、でも一番楽しい時期。
そんな、5月の畑を見て、Pちゃんが言いました。

うちの畑、ぜんぜん雑草生えてない。畑仕事、楽勝じゃん!

農園借りたばかりで、
Pちゃんのように思っているアナタ!
雑草…甘く見ていたら、
後々、泣くことになりますよ…

(実際、畑デビューした年、マメムは泣きました)

目次

雑草は、梅雨のあとにメキメキ生える!

農園を借りた初年度
受け渡し前に管理のお兄さんが
キレイに整備してくれて
畝を立てればいいばかりの状態で貸し出してくれました。
初年度、マメムは、
Pちゃんと全く同じセリフを吐きましたよ。

うちの畑、雑草はえないじゃーん。楽勝だべ。

そんなわけあるかーい!

雑草は生えます!
断言します。
何もしなければ必ず生えます!

今、美しく見えている、その畑…
そのまま放って置いてみてください。

梅雨明け…
ビックリするほど様変わりしているでしょう。

間違いありません。

ああ。
初年度のマメムの畑、写真撮っておけばよかったな。
本当にヒドイありさまでした。
5月は、あんなにキレイだったのに。
6月にはジャングル化していた。
大げさではなく…
ヒザぐらいまでボウボウでした。
下の写真はイメージですが、
うちの畑は、もっとすごかった。

 
雑草の写真

いやぁ、すごい勢いで増え広がりますよ。
最初は、手で抜いていたけど、
そんなことで間に合うはずもなく。

急遽、鎌を買って、相方と二人で刈りまくった。
腰も心も折れかけた…

その教訓から…
次の年は対策を練りました。
それから、毎年、雑草対策をアレコレためし、
今は、そこまで悩まされなくなりました。

黒マルチは必須アイテムです!

たぶん、ほとんどの人がマルチの効果は、知っているし、みんな無謀なことはされません。
今年も、マメムの貸農園に新規の方が何組か来られましたが、
みなさん、ほぼ、マルチを使用されています。
でも中には、初年度のマメムと同じように黒マルチを使用していない方々もおられます。

昨年、貸農園の仲間として加わった方が今年度はもうやらないと退会されました。
理由は、雑草が手に負えなくて疲れたから…

ああ。
そうなんだよね。
毎年、新しい入会者が来ては次の年辞めていく。

たいていの理由は、雑草なのよね。
今年、退会された方も、マルチしてなかったな。
こだわりあるのかなぁと思ってみてたのだけど。

本当に、こだわりがあるならいいと思うの。
それは、どうやるのも自由なんだから。


でも、マメムと同じ、ただ面倒と思っているなら、

特に何のこだわりもない、ちょっと面倒くさいし

そう思っている、マメムと同じタイプのアナタ!

ダメ!
本当に!

少しの手間を惜しんだために、あとで大きな手間をかけるハメになりますだ!
どうぞ、あっしの言う事を聞いてくださいまし。

雑草と黒マルチの写真

上記は、マメム家の畑の一部です。
指差しをしている部分は、土手?なので手入れはしていません。
雑草生えています。
でも、うちの畑も放っておけば同じようになります。

もちろん、黒マルチをしていない畝と畝の間には、雑草が生えてくるのだけれど。
でも、たいしたことないです。

マルチを張るときに、土をひっくり返したり、マルチの端っこを埋めたりするでしよ。
そのときに結構、雑草がなくなるというか…。

まあ、つんつるてんに一度はなります。

それを維持するのは、生え切ってボウボウになった雑草を絶滅させるよりは労力が少ないです。

まだ雑草が生えないうちに、一度、土をひっくり返そう。

マメムが行った雑草対策で、まあまあ効果あったのは、コレです。


雨が降った翌日がチャンス!

もちろん、梅雨に入る前。
5月中がいいと思います。
雨で土が柔らかくなっていますよね。
うちの畑は、水はけがあまり良くないから、
足場がぐちょぐちょです。

でも、そこにスコップ(関西ではシャベルかな?)を使って、土をひっくり返します。

コネ回すっていうのかな。

とにかく、雑草が生える前にやることが大切です。

なんでも、
「菜園道研究家 沖田和雄」という先生が、
「雨の日の翌日は畑に行こう」とこの方法を提唱しておられるそうな。
雑草に限らず植物が成長するには、
それなりのメカニズムがあるとうことで、
生えさせないためには、
そのメカニズムを壊せばいいという理由らしい。

読んだけど、よくわからなかった…
ごめんなさい。

一応、雨が降って、気温も上がって、
よっしゃ、生えるぞ!
と意気込んでいる雑草の気持ちを
砕くことが大切というふうにマメムは理解しました。

前述したように、
マメムの畑は、雨の翌日は、足元がぐちょぐちょなので、スコップを使用します。

でも、水はけの良い場所なら、馬鍬や狐鍬で擦るというか、土の表面を削る?だけでもいいみたい。

イメージとしては、土をかき混ぜる、引っ掻き回すって感じかな。

農家の人のイラスト

これね、いいよ!

完全に永久に生えてこないかって聞かれたら、
そりゃ生えてきますよ。
でも、生えてくるスピードは、確実に遅くなる!
でね、またやるのよ。

雨の日の翌日にね。
ただ、注意が1つあります!

野菜が、育ってきたらやらないほうがいいと思います。
だって、泥はねさせて病気が蔓延したら嫌だものね。

だから、やるなら、あまり野菜が育っていない時期に。
春先とかね。

夏野菜が育ってきたら、カラカラに乾いている日に
マメムは、ねじり鎌でカキカキと削ります。
これで、だいぶとキレイが保てるものです。

でね、
これを少し続けてみたらね。

次の年からは、さほどやらなくても雑草が減る気がする。
現在、マメムは、もう雨の日の翌日に畑にはいきません。
夏のカラカラ日に、気になるところを削るぐらいです。

もう間に合わない。雑草が生えてしまった場合。除草シートを活用しましょう。

これはね…生えてしまったらね。
たいへんだよね。

とにかく刈るしかない。

鎌でガシガシ切って。

根っこが残っていてもいいから、
とにかく見栄えが良くなるまで刈る。
誤解している人が多いようですが、
雑草は、本当は根っこを抜かないほうがいいのです。
少し、土に鎌が入るぐらいのところで、
根っこを残して切る!

詳しい切り方は、またマメムの別の記事でまとめたいと思います。

(思ったより長い記事になっちゃったから。)

その後、事情が許すなら、畝と畝の間には、除草シートを張っておきます。
ただ、これやると追肥しにくいけどね。
マメムは、畝間に除草シートは使いません。

畝に野菜が植わっているなら、マルチ張るのはむずかしいかなぁ。
でも、何か、できるだけ何かで覆った方がいいですね。
刈った雑草を干してカラカラにしてから覆うとか。

マメムなら、根絶は涼しくなってから始めますね。
冬まで眠らせてから根絶します。
毎日、通えるならともかく、
週に1日とか2日しか通えないなら、
夏の雑草には立ち向かえません。
毎週、草刈りに時間を割くことになるでしょう。

初年度のマメムのように。

最後の手段としては、
除草剤を使用するということでしょうか。
でもね、生き生きとしている雑草ってね、
結構、強い除草剤じゃないと効果が薄いからね~

あまりオススメではありません。

とにかく、雑草は早い目に対処するのがベスト! 梅雨明けまでにはやりましょう。

とにかく、雑草は、でてきてからでは遅いのです。

出ないようにする!

生えないようにする!

これが、一番いい雑草対策なのです。
最初が肝心なのです。
マメムのように雑草で弱り果てて、
せっかく楽しい収穫の季節を台無しにしないでください。

夏野菜の収穫は、
一年で最も楽しいと言っても過言ではありません。
そんな時期に、雑草に悩まされるなんてもったいない。
もちりん、雑草は、必ず生えます。
いくら対策していても、やっぱり生えます。

でも、対策するのとしないのとでは、
その労力は大違い!

雑草へ使う力を半分にして、
収穫の季節を楽しく過ごしてください。

ちなみに、沖田和雄先生の本はこちら

マメムが使っているネジリ鎌はコレ。

マメムは、長いのを愛用。でも、短い方が使いやすいのかな?

この記事を書いた人

MAMEMU(マメム)です。
イマサラだなぁと思って何も始めない。
それでは何も変わらないのでイマサラだけど色々始めた。
せっかくなのでイマサラ始めたことをブログにしました。

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