マメムです。
四角豆の栽培を始めました。
莢を食べるものですが、根っこも食べられるとのこと。
ということで、食べてみました。
シカクマメとは、どんな豆なのか? まずはそこから。
四角豆(シカクマメ)とは、おもにサヤを食べるお野菜です。
マメムの愛読している本には、こう書いてありました。
栄養価も高く、美容効果もあるとされる、注目の植物「シカクマメ」
ちょっと変わった形のシカクマメは、熱帯アフリカ原産。マメ科シカクマメ属の多年草です。近年、栄養価や美容効果にも注目されている植物です。耐寒性がないので日本では一年草として、沖縄県では盛んに栽培され、「ウリズン」と呼ばれています。
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タネまきはインゲンと同じころですが、収穫はインゲンが終わる頃からスタートして晩秋まで続きます。サヤは、茹でてサラダや和え物に、また天ぷらにしても美味しくいただけます。花やマメ、塊根も食用でき、ネットを張るなどすれば「緑のカーテン」としても利用できます。
夏の終わりから晩秋って、我が菜園では、緑物の野菜の収穫が少なくなる時期です。
「シカクマメ」がどんなものか知らなかったけれど、敬愛する「ひげおやじさん」も育ててらっしゃるようなので、まあ、どんなもんかいなと栽培してみたしだいです。
本当に変わった形で…。
最初、食卓に出した時には、相方に拒絶されたという可哀そうな野菜です。
しかし、見た目を克服し食べてみたら一変…。
今では、相方の好物となっております。
お弁当のおかずに入れてくれというほどです。
緑物が少なくなる時期にイキイキしだすから重宝です。
焼くだけだしね。
これでいいなら嬉しさの極みですわ。
さて、上記の本によりますと…
サヤだけでなく、花もマメも根っこも食べられるという事で…
えっ、マメも?
あら、読み飛ばしてたわ。
来年、マメも食べてみませうね。
花はね~
なんとなく食べる気にはなれないなぁ。
すこぶるカワイイ花です。
シカクマメの根っこを掘り出した。コレ本当に食べられるのか?
さて、本題に入りましょう。
四角豆の根っこね。
はい、コレです。
コレ…って
本当に食べられるのか?
ニオイは…
う~ん、土のニオイ。
ゴボウと言われればそんな感じもする。
巷のウワサ?では、「ゆり根っぽい」「イモっぽい」「ゴボウっぽい」という意見がうかがえましたが…
洗って、すこ~し生でかじってみたところ…
筋がすごい…
土臭い…
これは食べられるとは思えない…
ということで、
四角豆の根っこの食べ方というのを検索しまくった。本当に、Googleって助かるわ。
みなさん、情報あげてくださってありがとうございます。
その結果…
茹でるのが最適という結論に辿り着き…
で、茹でてみました。
20分は茹でたな…
それがコチラ。
これをこのまま食べてみました。
ふむっ。
うん?
う~ん…
おっ。
最初の一口は、ねっとり感。
里芋っぽい?
里芋よりはネットリが少ないけど悪くはない。
で、味は…、
しなかった…
無味?
いや、待て。
噛みしめると…
甘い…
これ、結構いけるかも…
生でかじったときの筋筋な感じは全く消えた。
茹でるとココまで変化するとは驚きです。
みたらし団子風の味付けにしてみた。大学イモのサラサラ版って感じ
大学イモみたいに揚げるのが面倒だったので、ただ甘じょっぱいタレに絡めただけ…。
だって、もう20分も茹でてるしね。
揚げるなんて手間過ぎる…。
で、食べてみましたよ。
これが…
まあ、美味い!
いやぁ、自分で作って言うのもなんだけど、本当に美味しいわ。
いいオヤツになりました。
相方も気にいったようで、バクバク食べて…
20分も茹でたのに5分で完食という…
結論としては…美味いけど…手間を考えると微妙という評価で
いやぁ~
掘り返したときは、こんなもの食べられるのか?と本気で疑っていたけど。
なんと、「まあまあ美味しい」という結果に。
良かったわ。
ただ、洗ったり茹でたりという手間を考えたら…
「そこまでして食べたいか?」と自問してみると…
「来年は、べつに食べなくてもいいかな」と心の声が聞こえた。
でも、決して不味くはないよ。
マメムの相方は、「また食べたい」って言ってたし。
四角豆を栽培しているなら、一度はお試しあれ!