マメムです。
トンネルの運転、ものすごく嫌です。
でも、避けられないときもありますよね。
そんな時はどうしているか?
トンネル恐怖症のマメムが実際にやっていることを書いてみました。
トンネルの運転が怖いと思うアナタの参考になれば幸いです。
最初は、マメムのトンネルに対する愚痴ですので、本題だけ読みたい方は、目次(3)をポチッて飛んでください。
トンネルの運転が怖い。でも避けられれないこともある。
マメム家では、年に一回、長距離ドライブ旅行を決行することになっている。
マメムは、旅行は大好きなのだけれど、できれば、電車とか飛行機なんかで行きたい…
自分で運転して行く旅行は、あんまり好きではない…
では、なぜ行くのか?
まあ、それは、一番は交通費の節約ですね。
我が家のドライブ旅行は、原則、高速道路は使わないので。
ガソリン代のみで現地まで行くということになっております。
もう一つの理由は…
毎年、必ず、行くものだと信じ切っている相方の期待に応えねばならないというか…
嬉しそうに旅行先を検索している姿を見ると…
「運転いやだ」とは言いずらい…
有休もなかなか取れない、まあまあブラック(黒に近いグレー)な職場で毎日がんばっている相方の一年に一度の楽しみなのでね。
なんでか知らないけれど、相方はドライブが大好き。
どこにでも、車で行きたがる…
我が家は、最寄りの駅まで1時間弱(車でね)かかる田舎なもので、それも仕方ないことなのだけれど。
そんなこんなで、今回、相方がピックアップしたのが「皆生温泉」でありました。
おい、鳥取県じゃねーか!
そんなとこ何時間かかると思ってんだ?
前に蒜山まで行ったから。近いべ?
蒜山って…6時間かかったんだよ?
近くねーよ。
蒜山より遠いってことは6時間以上かかるってことか?
イヤイヤながらマメムは道を調べ始めました。
そしたら…
なんと!
鳥取県って「高速道路」が、ぜーんぶ無料なんだって!
全区間無料!
ひゃっほー!
いいぞ、鳥取!
やるな、鳥取!
鳥取自動車道が無料で使えるなら、だいぶと時間短縮できるんじゃないかしら。
その発見が、あまりにも嬉しかったので、相方にさっそく宣言してしまいました。
いいよ、鳥取県。行きましょう!
やったね。
しかし、その判断が浅はかであったのです。
鳥取自動車道、甘くなかった…
鳥取自動車道には、トンネルがメチャクチャ多い
遠出するときにマメムが必ず行うことは、ユーチューブで行く先の道を疑似体験することです。
地図で何号線を通るのか調べて…
その自分の走るであろう道をユーチューブで検索します。
たいてい誰かが動画を配信してくださっていて、その道の状況がよく分かるのです。
今回も「鳥取自動車道」で検索すると…
ありがたいですね~
ちゃんと走ってくださっています。
さっそく拝見…
うん?
あれっ?
みんな、夜間走行なの?
そう思うほどに画面が全体的に暗い…
と思ったら明るくなる…
と思ったら暗くなる…
トンネル多いぞ
そりゃ、長い道のりですからトンネルの一つや二つありますわね。
しかし、鳥取自動車は、普通ではなかった。
なんでも、30か所以上あるらしい(恐)
鳥取県(公式HPとりネット)によると鳥取自動車道の長さは、「佐用JCT~鳥取IC 62.3km」ということです。
そのうち、トンネルの総距離は30キロ弱らしい…
マジか?
それ、半分、トンネルってことよね?
しかも、3キロ弱の長さのトンネルがゴロゴロありますのじゃ。
この動画を見て、マメムの心は完全に折れた…
無理だ…
3キロみたいな長いトンネルでも、1つや2つなら我慢もしよう。
でも、10か所も20か所(大げさです)もとなると我慢どころの話ではない。
行き先をイマサラ変えるわけにもいかず…
なぜなら、すでに宿を予約していて…
気が付いた日には、もうキャンセル料が発生する時期となっていたから。
うおーっ
なんてこったい!
鳥取自動車道~
トンネル工事が大変なことは理解している。
道が便利になったこともありがたい。
けど…
ごめんよ、やっぱりマメムは、あのトンネルの多さを克服する自信がないの。
今回は、泣く泣く遠回りしていくことにします。
トンネルは、みんな怖い。怖くて当たり前だった。
マメムは、一応、トンネルを走ることはできます。(当たり前だ!)
けど、なんだろうな。
急に視界が暗くなって圧迫感を感じると言うか…
まっすく走っているはずなんだけれど、なんかポジションがとりにくいと言うか…
もう早く終わってくれーと心の中で叫びながら耐え忍ぶという時間なんだよね。
今回、トンネルに対して、なぜ、ここまで怯えるのか知りたくなって、いろいろ検索してみました。
そしたらね
なんか、世の中には「トンネル怖い」「トンネル苦手」って言う人、結構たくさんいらっしゃるみたい。
いや、安心?したわ。
そうだよね、トンネル怖いよね。
あんな暗くて視界の悪いとこだもの。
ちょっと、JAFさんの記事を引用しますと…
それまで開けた景色のなかを走っていたドライバーは、内壁に囲まれたトンネルに入るとより強い刺激を受けることになります。とくに晴天の昼間は、明るい場所から暗いトンネルに入るために一層狭く感じ、心理的な圧迫が強まります。
トンネルで起こる不思議な現象とは?(JAF公式HP)
心理的な圧迫が強まりますって…
つまり、多かれ少なかれ、ほとんどの人が「トンネルの運転」に対して圧迫感を感じてるってことですよね。
なあんだ~
みんな怖いのね(笑)
この時点で、マメムの気持ちは少し軽くなりました。
みんな怖いなら、マメムが怖がるのも当たり前ってこと
しかし、怖いと言っていても、少なからず「トンネル」には遭遇するものです。
少しでも、怖いという感情を減らすために、「トンネル走行時の注意点」をおさらいしてみました。
トンネルが少しでも怖くなくなるために
トンネルの運転が「怖い」って気持ちは全部は解消できないだろうけれど…
でも、少しでも気分よく走れるために。
実際にマメムがやってることをまとめます。
入る前には息を吸う(つまり深呼吸)
なんだそれ?と言わないように(笑)
長いトンネルに入る前には、マメムは必ず深呼吸します。
「暗い怖い」ってことを意識しすぎないために、「息を吸う」と言う命令を身体に与えて気をそらすわけです。
だいたいにおいて、「トンネルが怖い」という原因は、暗くて狭いところに入っていく「圧迫感」です。
それって「心理的」なものでしょ?
うおっー、今から「暗くて狭いとこに入るぜー」って集中?しすぎると余計に怖いわけよ。
検索したら、みんな、様々な対策をとってらっしゃいましたね。
中には「歌を歌う」って人もいらっしゃった。
気を紛らわすためだよね。
みなさん、「暗い狭い」を意識しすぎないように自分なりの方法を見つけて実践してるのね~
マメムにとっては、それは、「息を吸う」ってこと。
しかも、声をだして吸う(笑)
「フォー」みたいな感じで思い切り吸うと結構いい。
なんか、自分の姿に少し笑えるし…
ちょっと緊張がほぐれます。
前ばかり見ず、思ったことを口に出せ
いやいや、また変なことをと思いますか?
マメムには、思いっきり前だけを凝視しながら運転する習性があります。
ちょっとのよそ見とかもできないの。
いや、しなくていいのだけれど(笑)
ただ、トンネルってなんか、真っすぐ走ってるだけなのに、ちょっと「フラッ」てなることがあったり。
そういうの「視覚吸引現象」と言うらしい。
さらに注意したいのは、「視覚吸引作用」によるふらつき運転です。人間は危険なものを注視すると、そのものから目が離せなくなり、凝視したものに近寄ろうとしてしまう性質があります。クルマ同士が近づくとドライバーは接触を意識して、ずっと相手のクルマを見てしまうことがあります。
トンネルで起こる不思議な現象とは?(JAF公式HP)
視界が広いとこってね、真っすぐ前だけ見てるつもりでも、無意識のうちに色んなものを見てるわけです。
だけど、トンネルはね~
本当に一点を見ちゃうからね。
前だけ見て集中して走っていると、思ったよりスピード上がっちゃったりね。
普通は、流れていく景色なんかでスピードが把握できちゃうから、
「ああ、今、スピード上がり過ぎてるな」と自分で判断ができます。
でも、トンネルで前の車だけ見て走ったりすると、自分のスピードの感覚が分からなくなってしまうらしい。
自分と相手の車が何か「止まってる」ように見えたり…
異世界に迷い込んだような感覚に陥ることがマレにある(笑)
そういうの「追従静止視界」と言うみたい。
トンネルや夜間の高速道路などは流体刺激が弱まるため、明るい場所よりも速度の感覚を失いやすく、スピードコントロールが難しくなります。
トンネルで起こる不思議な現象とは?(JAF公式HP)
前車に追従しながら、しばらく同じ速度で走っていると、まるで前車と自車がほぼ止まっているような錯覚に陥ることがあります。これを「追従静止視界」といいます。こうなると運転感覚が鈍くなってしまい、前車がブレーキを踏んでもすぐに対応できません。
こういうことにならないための対処方法が「前ばっか見ない」という事なのです。
かといってね~
キョロキョロよそ見して運転するわけにもいかないし…
トンネルでよそ見しても全然たのしくないしね。
オススメと言うか、マメムが実際に意識してやっていることは、
スピードメーターを小まめにチェックするということ。
あんまり凝視はしないでね(笑)
チラッと見るのを意識して多めにしています。
あと、ミラーなんかにもチラッチラッと流し目を送ってみたりします(笑)
意識して見てるうちにトンネル終わったりしてるから、気を紛らわすためにも有効かもしれません。
そして、また、それを声に出しちゃいます。
「ミラー見ちゃうよん」
「スピード確認OK~よん」
いいの、なんて思われても(笑)
見てるのは、相方ぐらいだし。
あと…
「早く終われー」
「いでよ、光」
なんて叫ぶこともあります。
要は、気をいかに紛らわせるかということ。
でも、運転中に気を紛らわせるなんてできないでしょう?
危険ですものね。
だから、運転に支障のない方法をとっているわけです(笑)
多少、ふざけている方が効果あります。
これは、本当。
ドンと真ん中に陣取れ
実は、ペーパードライバーを卒業してから1年ほど、ものすごく勘違いしていたことがありまして…
運転するとき、
「自分が真ん中であれば車も真ん中」
教習所で教官がそう言ったのよ。
確かに言ったの。
だからずっと、そうやって乗ってたわけ。
だけど、そうすると、横に乗っている相方が、よく悲鳴を上げるのよね~
「こわいこわい 左擦れるよ」って
真ん中走ってるつもりなのになんでかなぁと思ってのだけれど、それは、教官の教えを忠実に守っていたマメムの走り方に原因があったわけです。
そりゃそうだ。
車の構造を考えたら、運転席が真ん中なら車は左によるハズですよね。
たぶんなんだけど…
都会の道と田舎の道の違いもあるかもしれない。
田舎で教習所に通った相方は、そんな教えを受けていなかったし。
(もしかしたら、年代もあるのかもしれない。)
マメムは都会育ちなので、都会の教習所で免許をとりました。
対向車線の車とぶつからないように、気持ち左寄りに走ることを教官は教えてくれたのだと思う。
いわゆる「キープレフト」ですね。
都会の道は広いから、少し左に寄ったぐらい問題はないしね。
でも、「自分が真ん中だと車も真ん中」って確かに言ってたけどなぁ。
まあ、良い。
しかし、田舎の狭い道で「キープレフト」をやると、擦れるか落ちる。
それに気が付いてからは、「自分が真ん中走行」は止めたのだけれど…
この「自分が真ん中走行」、トンネルの場合は使えるかもしれません。
もちろん、左に寄り過ぎてはダメだけど。
だけど、トンネル走行の時、
何が怖いって、
対向車線の車にぶつかることと、左の壁に激突することじゃない?
「自分が真ん中走行」だと…
まず、右側の対向車にぶつかる心配はありません。
で、トンネルの道幅って、大型車に乗ってない限り、そんなにキツキツではないのよ。
特にマメムは「軽」に乗ってるので、そこそこの余裕はあるわけだ。
極端にブレない限り、「自分が真ん中」という位置をキープできていれば安心なわけ。
右大丈夫かな?
左擦れないかな?
とビクビクするより、
「自分、真ん中、よし」
という確認の方がやりやすいでしょ?
そう心がけるようになってから、少し怖さも軽減したような気がする。
みんな怖いのよ。だから大丈夫。
今回、旅先で遭遇した(いや、回避したけれど)トンネルのあまりの多さに、ちょっとビビってしまったマメムでしたが…
トンネルについて調べる良い機会となりました。
まあ、苦手なら、無理して走る必要はないかなと思います。
トンネルのない道を調べるのもいいと思います。
だけど、避けられないトンネルもありますよね、きっと。
そんな時には、思い出してください。
「マメムも怖い、みんなも怖い」
そう思いながら運転していることを。
スイスイと走っているように見える、あの車も…
前を走っている、その車も…
こわっー、トンネル超こえー
と思いながら走っているかもしれません。
だから大丈夫。
みんな、怖いいんだから。
しっかり深呼吸して
真ん中に自分を置いて
頭の中でいろいろ考えていることを言葉にしてみて
なんやかんや、そんなこんなしてるちに…
前の方に「光」がさしてきますから。
どうぞ、楽しい良いドライブを!