より良い人間関係構築のために!
「会話を弾ませる方法」です。
会話を弾ませるために話上手である必要はない!
会話を弾ませたり、場を盛り上げたりするためには、話上手でなければならないと思っていませんか?
マメムは、20年以上、人の相談を受ける仕事をしていますが、ほとんどの人がこう言います。
「わたし、あまり話し上手じゃないから、会話も弾まないし、人付き合いがうまくいかないのです。」
でも、会話を弾ませることや、場を盛り上げるのに「上手な話」は不要なのです。
以下に一つでも当てはまる人は、どうぞこの記事を読み進めてみてください。
きっとアナタのお役に立てると思います。
- 面白いことは何も言えないけど、場が盛り下がるのには耐えられない
- 深い話まではできなくていいけど、せめて、この場だけは楽しく過ごしたい
- 親友をつくる以前に会話が続かない
- 相手は自分と話していてもつまらないだろうなと思う
興味を持っていることを相手に伝えよう!
不思議なことですが、ほとんどの人が自分のことを「話下手」だと思っているのです。
前述しましたが、マメムが相談を受けた人たちは、ほとんど、
「わたし、話下手で、何を話したらいいか分からなくて…」
と仰います。
ほぼ全員、2時間は話して帰るね。
めちゃめちゃ話せるやん。
そうなんです。
嬉しいことに皆さん、「話下手で」といいながらよく話してくださいます。
ここで大切なことは、「話下手」だから「話嫌い」ではないということですね。
話が上手いか下手かは、決して「話が嫌い」と同義語ではないといことは納得ですよね?
たいていの人は、調子よく話せるときもあれば、「あれっ、何話してるのかわかんなんくなちゃった。」という時もあるわけです。
だからね、場を盛り下げないためには、今、そこで話している人が調子よく話せるようにしてあげればいいのです。
自分に置き換えて考えてみましょう。
アナタが話しづらいなぁと思うのは、どういう時ですか?
明らかに自分の話に興味ないなって人の前で、ペラペラスラスラ話せますか?
いくら「口から生まれたのか?」と言われるマメムでも、そんな人たちの前では「えっと、あのぉ、そのぉ」ってなっちゃいますよ。
つまり、場を盛り下げない、人の話を上手く盛り上げる最大の秘訣は、「興味を持ってますよ」と相手に伝えるコトなのです。
いいですか?
ここポイント!
「興味を持つこと」ではなく「興味を持っていると伝えること」が大切なのです。
決して「話上手」である必要はないのです。
うなずきを会得すべし!
さて、それでは、どのようにして「興味を持っていること」を伝えればいいのでしょう。
ストレートに「わぁー、アナタの話、すごく聞きたいわぁ」といいましょうか?
そんな風に簡単に言える人なら、おそらく、こんな記事をここまで読んではいないでしょう。
簡単に表現できない口下手だから困っているのですよね?
相手の話に興味があると伝える一番効果的な方法は…、
「うなずくこと」です。
コツがあります。
うなずくだけなのに?
テキトーにやると逆効果なのね。
できれば目を見て話しを聞くこと
話を聞くときは、なるべく相手の目を見ましょ。
でも、目を見て話すの苦手っていう人、多いですよね。
もし、目を見るのが苦手なら、せめて相手の方に体と顔を向けてね。
それで、そうだなぁ、口元辺りを見つつ、時々、目を見るとかでどうでしょう?
できそうですか?
でね、時々、目がバチッとあったら、すかさず「うなずく」こと。
その時、ニッコリと笑えれば尚よし。
目を見て話せる人は、軽く「うん、うん、うん」って感じでうなずきながら相手の話を聞きましょ。
うなずきのパターンを用意しよう!
同じうなずき方ばかりしていると、かえって逆効果なことがあります。
うなずきにもバリエーションが必要です。
いくつか自分なりの「うなずき」を持っているといいですね。
例えば…、
パターン1
「うん。うん。うん。」と3回、結構大きめにうなずく。
これは、本当に共感してますよというのが伝わりやすいいですよね。ただ、リアクションとして大きめなので多用はできません。
パターン2
「へっー」とか「ほぉー」とか「はぁー」とか感嘆詞つきで1回うなづく。
この場合、息を吐きながら、大きくうなずくと効果的。
パターン3
若干、目をつぶって「なるほどね」とつぶやきつつ、軽く「うん、うん。」とうなづく。
「なるほどね」を「確かに」「そうなんだ」「すごいね」などと変化させて使うと多用できます。
「うなずき」のパターンを自己流にアレンジして使いこなしてください。
相槌を打つべし!
相槌は大事です。
うなずきと何が違う?
まあ、言葉の意味としては違うのでしょうが、使い方は同じですよね。
ただ「言葉」を使うということが違います。
会話を盛り上げるのに「相槌」は、とても効果的です。
相槌が上手い人が居ると場が盛り上がることは体感していますよね。
相槌とは、大げさに言えばTVで芸人さんたちが日常的にやっているアレです。
もちろん、芸人さんみたいに、ボケやらツッコミやらできなくて構いません。
ちょっと相槌を打つだけで、必ず会話は盛り上がります。
試してみてください。
相槌にもバリエーションを持とう
「相槌が大事なのは理解できる。でも何て言えばいいのかわからない。」
そんな人のために、マメムが相談を受けるときに使っている相槌のパターンを列挙してみますね。
- 「そうなんだ~」「そうだったんだ~」
- 「それで?」 「どうなったの?」 「それから?」
- 「そうだよね」 「うん、わかる」
- 「へー」「すごい」「やったね」「よかった」
- 「なるほどね」「確かに」「そういうこと」「わかった」
相槌は、一言で十分です。
これで、だいたい2時間以上、誰かの話を続けさせることができます。
相手の話を繰り返すのも効果的
何も思い浮かばなければ、ただ相手の言葉を繰り返すだけでも効果あります。
例えば…、
昨日さ、うちの猫に、新しい缶詰買って帰ったら、もう喜んじゃって。
へっー。猫ちゃんに新しい缶詰、買ったんだ。喜んだんだね。
そうなの。もう食いっぷりが違うの。
食いっぷりが違うんだ。
結構、繰り返しは使えるんですよ。
うなずきながら親身に繰り返せば、相手はドンドン話を続けてくれます。
あくまでも、しっかり相手の話を捉えて繰り返してくださいね。
テキトーに繰り返していると、「馬鹿にするな!」と叱られますからご注意を!
会話を弾ませる方法 まとめ
話し上手じゃなくても、「シーンとさせない」方法、わかってもらえましたか?
ポイントは…
- うなづくこと
- 相槌をうつこと
ただ、それもテキトーにやるのは逆効果ですよ。
その場の雰囲気を盛り上げたり、会話を弾ませるためには、やっぱり、ある程度、その場にいる人を尊重する必要があります。
テクニックだけでは、続けることは難しいのです。
大切なことは、うまく「うなずくこと」でも、うまく「相槌を打つこと」でもありません。
場を盛り下げないために一番大切なことは「気持ち」です。
「私はアナタの話を聞いていますよ」
「私はアナタの話に興味がありますよ」
それを伝えることです。
「うなづき」と「相槌」は、あくまでも手段であることを忘れないで!
話下手でも大丈夫。
良い人間関係を! 応援しています。