真夏の楽しきドライブの最中、我が愛車に異変が…
たぶん「オーバーヒート」の初期だったのでは?
今回は「オーバーヒート」とは何ぞな?
ということを調べました。
アクセル踏んでもスピードがでない。車を酷使してしまったようだ。
年に1度の長距離ドライブ旅行。
今回は、相方の希望により「大山」に行きました。
鳥取県ですね。
まあ、「大山」という名前の通り、山の中をずっーと目的地までひた走ることとなります。
我が愛車は、とっても古い安い軽自動車です。
普段は、何の問題もなくよく走ってくれます。
この前の車検の時、工場長さんに、
長持ちしそうですね。この車。
とお墨付きをいただいたほどです。
しかし、今回の旅では、どうも酷使してしまったようで
なんと、道中、アクセルをグッーと踏み込んでも40キロしかでないという有様に
真夏の長距離ドライブ、山の中、アップダウンの激しい道…
それに付け加え、後述しますが、マメムの無知な行動が追い打ちをかけたようです。
そうすると、どーなったか…
ええ、車がヘコタレました。
アクセル踏んでも40キロしか出ないって…
明らかに通常とは違う踏み心地に、いくら無知なマメムでも心がざわつきました。
これはマズイ!
なんかよく分からないけれど、すごくマズイことになっているのでは?
相方~、なんか車こわい。どっかで休ませたい。
ダイジョブ。昼飯食う予定のとこまで行こうや。
何の根拠があっての「ダイジョブ」なのだ?
昼休憩する場所に決めていたのは、「大山ますみず高原」という場所で、あと20分もすれば着くであろう距離でした。
あと20分というのは微妙な距離だと思ったけれど、休憩する場所がそのへんに見当たらなかったので、とにかく走り続けたわけです。
しかし、
この20分がえらいことで…
「大山ますみず高原」ってね、冬はスキー場なのよ。
そんでもって、けっこうな山上にあるわけよ…
我が愛車ヘッポコーは、最後の力を振り絞って、長い山道を登って行きました。
もう大げさじゃなく30キロしか出なかったからね。
本気で火を噴くのではないかと心配しました。
かろうじて駐車場に車を停めたときの安心感…
お昼ご飯を食べながらGoogle先生に聞いたところ…
おそらく「エアコンのスイッチを切ったり入れたり」したことがエンジンの負担になっていたようです。
家のエアコンと同じで、車のエアコンも点けたときに一番力がいるのは考えてみれば当然なこと。
実は、マメムたち、カーエアコンを点けたり消したりしていたのです。
長い上り坂だとスピードが出にくいからエアコン切ってたのよね。
それで、暑いからって平らな道になったら、また点けたりしてね。
これが、車のエンジンに大いに負荷をかけていたようです。
長距離運転、しかも真夏…
長い坂道に、エアコンの入り切り…
ごめんよ、ヘッポコー
2時間弱ほどの休憩をへて、おそるおそる出発すると…
調子戻ってるじゃん
ダイジョブって言ったろ
相方の根拠のない自信に拍車がかかってしまったようです。
それはそれでマズイけどね。
次の日、またもや長距離運転で帰宅…
エアコンをつけっぱなしで運転したところ…
トラブルもなく無事に帰れましたとさ(笑)
オーバーヒートとは何か?
さて、「オーバーヒート」とは何かということですが、
簡単に言うと…
「エンジンがいっぱいいっぱいになって燃え上がってしまう」ということです。
ちゃんとした説明は、いつものJAFさんから引用します。
オーバーヒートとは、エンジンの発生熱量が、冷却性能を上回ってしまった場合に起きるエンジントラブルです。原因となるのは、冷却系やオイル類などの不具合です。また、長い坂道での低いギア走行や、渋滞時のノロノロ運転が長時間続くと、オーバーヒートが起きやすい状況になります。
オーバーヒートしたことに気付かず、そのまま走り続けた場合、走行中にエンストを起こし、大変危険なうえ、その後、最悪の場合エンジン交換ということにもなりかねません。
JAF公式HP(オーバーヒートしたと感じたらどうすればいいのですか?)
下手したら火を噴くなんてことにもなりかねません。
不具合以外の原因は、エンジンに負荷をかけることによって、エンジンの熱が上がり過ぎてしまうことです。
真夏の長距離ドライブなんかは、特に注意した方がいいですよね。
長距離運転中、エアコンはつけっぱなしの方が負荷が少ない
今回、走行中、我が愛車のスピードが極端に落ちたのは、必要以上に「エンジンに負荷」がかかったからです。
上り坂にさしかかるたびに「エアコン切り」にし、平らな道になったら「エアコン入り」にしていたのが最大の原因だと思われます。
「カーエアコンのつけっぱなし」は、燃費が悪いので小まめに操作した方がよいという記事を見かけましたが…
少なくとも、マメムの経験上、長距離運転するときには「入り切り」の操作はしないほうがいいのではないかなぁと思います。
確かに、エアコンってガソリンを消費しますよね。
ガソリン代も高いし節約したい気持ちも分かる。
けれど、家のエアコンと同じで「入り」にして作動するときが一番エネルギーを使うわけです。
小まめに「入り切り」するよりは、つけっぱなしの方が「ガソリンの節約」になるのではないかと思います。
けれど、マメムが「エアコン入り切り」を小まめにしていた理由は、「節約」のためではありませんでした。
軽自動車だからってこともありますが…
エアコンつけてると、長い上り坂になると馬力が落ちちゃうような気がしていたからです。
まあ、気のせいではなく実際そうなのだけれど。
エアコンを切ったら、グーンッと力が増しますものね。
しかし、だからと言って、それを繰り返すとどうなるか?
長距離ドライブ、しかも、山道を走るという事になれば、上ったり下ったりが頻繁に出てきます。
長い時間、エアコンを入れたり切ったりを繰り返したら、そりゃ、エンジンもヘコタレちゃいますよね。
真夏にエアコンなしで走るのは難行苦行ですので、やはり、ここは「入れたまま」が正解なのではないかとマメムは思いました。
最初は、スピードが出ない気がするけれど、そのうち安定してきてスラーっと走れるようになります。
急な坂道は厳しいかもしれないけれど、そこそこの坂道ならグングンと上ってくれるでしょう。
うちのヘッポコーも、7時間の長距離、エアコンつけっぱなしで運転した帰り道の方が調子が良かったのは確かです。
真夏の長距離運転時、エアコンの「入り切り」は、小まめにしないことをオススメします。
エンジンのために、少しスピード落ちるぐらいは我慢です。
「オーバーヒート」になってエンジン燃えちゃうよりいいものね。
ちょっとおかしいなと思ったら「水温計」を確認!
アクセル踏んでもスピードでないとか、なんかエンジンから異音がするなどの異変を感じたら…
とにかく「水温計」を確認です。
「水温計」と言うのは、「C」とか「H」とか記号が付いているアレです。
「C」と「H」の中間に針とか矢印とか、なんか「しるし」があれば正常です。
「H」のほうに近づけば近づくほど「オーバーヒート」の危険性があるという事です。
そんな「針」みたいなのはないという人は、「水温警告灯」を見て!
鍵みたいなマークにウネウネがついいてるやつ。
それが、「赤色に点灯」したらキケンです。
とにかくすぐに安全な場所に停めてください。
危険な前兆とはどういうものか?
まず、いつもと違うなぁという違和感を感じたら、気のせいとスルーせずに、ちょっと意識して。
これ、本当にスゴイ大切。
マメムは、一度、走行中に故障したことがあって。
奇跡的に車通りの少ない路肩にスルーっと停められたから良かったけれど、
これが、バンバン車が走ってる道の真ん中で停まったらと思うと恐怖で卒倒しそうです。
その日、家を出るとき、なんか、いつもと違うなぁと思ったのよ。
でも、何が違うかって聞かれたらよく分からないと言うか…
発進するときに違和感を感じたのだけれど…
スルーしちゃったのよね。
そしたら、まあ、案の定?と言うか…
だから、とにかく、いつもと違うなぁと感じたら「スルー」しないで「意識して考える」ってことが大切です。
走行中、加速しにくくなったなと感じたら要注意!
たぶん、これが一番分かりやすくて最も初期の症状だと思われます。
とにかく、普通に走っていて、なんかアクセル踏んでるのに加速しないなぁと感じたら要注意です。
水温警告灯が点灯してないか確認してください。
もし点灯していたら安全な場所に、すみやかに停車です。
保険会社のロードサービスかJAFさんに連絡です。
状況を話して指示を仰ぎます。
あとは、指示通りに。
最近の車は優秀なので、そうそう簡単にオバーヒートを起こすことはないようですが…
でも、真夏猛暑日にエンジンを酷使すれば、オーバーヒートを起こす可能性はあるわけです。
特に、マメムのような車苦手という方は、加速速度が落ちたという兆候を絶対にスルーしないで!
水温警告灯が点滅する前に、どこかで休憩することをお勧めします。
しばらくエンジンをかけたままで停車して車を休ませます。
ある程度、5分ぐらいしたらエンジンを切って、
まあ、お茶でも飲んで戻ってきてください。
それで調子が戻っていなければ、ロードサービスに連絡ですね。
異音がする、煙が上がる、甘い匂いがするなら助けを呼んで!
初期症状では「カリカリ」という異音がするそうです。
症状が進むと「カンカン」「キンキン」という金属音がするようです。
もう、そうなったらロードサービスに助けを求めましょう。
そのまま走り続けると「煙がでる」ことになります。
恐ろしいですね~
あと、エンジンの付近から「甘い匂い」がしたら助けを求めましょう。
それは、エンジンの冷却水が漏れている症状のようです。
そうなったら、もう運転するのは控えた方がいいと思います。
最近の車はオーバーヒートを起こすことはない?
確かに普通に走行している分には「オーバーヒート」を起こすことはマレなようです。
故障車なら別ですが…
ただし、真夏の猛暑日・ひどい渋滞・長時間の坂道走行などの場合は「オーバーヒート」を起こす可能性が大きくなるということを覚えておいてください。
まさに、マメムがそうだったように。
真夏の猛暑日に急な上り坂を繰り返し長時間走行した結果…
「オーバーヒート」を起こしかけたのです。
真夏にドライブするときは、「こういうことも起こるかもなぁ」ぐらいには注意しておいてくださいね。
無知なマメムが今回も無事に帰れたのは、かるく「奇跡」のようなものです。
家に帰って調べてる最中、大げさでなく、恐怖で青ざめましたよ。
危ないところだったよ、ホントに。
真夏の長距離運転の時は、なるべくエンジンに負荷をかけないように、
適度に休憩をはさみながらドライブしてくださいね。
あと、定期的に「エンジンオイル」を交換するのも予防の一つらしいです。
そのときに、冷却水の減りなんか点検してもらうと良いらしいですよ。
マメムがお世話になっている整備工場の人が言ってたのだけれど…
「エンジンオイル交換」に定期的に来る車は故障しにくいらしい。
なぜなら、そのときに「どこか悪いとこないかなぁ」って見て回るからだって。
相手は、儲けようと思って見てるのだろうけど、悪いとこ発見してもらえるのは安心ですよね。
ボッタクリには注意が必要ですけどね(笑)