ナルニア国物語、大好きです。
今回は、エドマンドが魅了された「プリン」すなわち、
「ターキッシュデライト」について。
ターキッシュデライトとは何か?
まずは、ナルニア国物語「ライオンと魔女」の一節を少し。
エドマンドと白い魔女との会話から。
「そちの一番好きなものはなんじゃ」
「プリンでございます。女王さま。」
すると女王は、おなじびんから、雪の中へまた一しずくたらしました。
するとたちまち、緑色の絹のリボンでしばった、まるい箱があらわれ、それをひらくと、おいしそうなプリンがどっさりでてきました。
どのプリンもふわふわしていて、あまくて、これ以上おいしいものをエドマンドは食べたことがありませんでした。
ここで、「プリン」と訳されているお菓子が、「ターキッシュデライト」です。
日本では、あまり馴染みのない名前なので分かりやすいようにプリンと訳されたようですね。
でも、この「ターキッシュデライト」なるもの「プリン」とは似ても似つかないものなのです。
マメムの想像するプリンは、こんな感じです。
柔らかくてチュルンとしたプルプルのお菓子。
でも、これでは、手でつまんでほおばることはできませんよね。
そういえば、遠い昔に食べたことある。
20年近く前に一回だけ食べたことあります。


これが、エドマンドの食べた「ターキッシュデライト」かぁ~。
もう、マメムと友人Mは、めちゃめちゃテンションあがった。
「じゃ、いっせーので食べよ。」
「うん。」
かわいいね~。お子ちゃまだね~。
パクッ。
食べました。
うんっ?
ほぉ~。
エドマンド…、なぜ、これをそんなに欲した?
ポンタン飴の香料が強いバージョン?
昔、百貨店で自分で袋に詰めるゼリー知ってる?
砂糖がまぶしてある固めの噛んだら歯形つくゼリー。
あれだよね…。
あれの香料強いバージョン。
でも、もうちょっと、モチッとした感じかな。
香料がきつく感じたのは、ローズ味だったからかもしれない…。
あの時は、子どもで美味しさが分からなかったのかしら?
苦めのコーヒーなんかと食べたら美味しいのかも…。
実際、トルコでは、苦ーいコーヒーと一緒にいただくようです。
ターキッシュデライトってトルコのお菓子なんだって
トルコでは「ロクム」というらしいです。
欧米では、「トルコ人の喜び」を意味する、
「ターキッシュデライト」と呼ばれるようになったらしいです。
砂糖とデンプンとナッツ類が原料なのね。
クルミ・ピスタチオ・アーモンド・ヘーゼルナッツって、
なんか、マメムが食べたものと種類が違うような?
いろんな種類、いろんな香、いろんな味があるようです。
ナッツが入っているのは美味しそうだな。
Amazonでナッツ入りの売ってたな。
いつかチャレンジしてみよう。
作り方っていうのもあるらしい。
一応、参考までに貼っておきます。

ちなみに、「ライオンと魔女」に出てくる美味しいもの
「ビーバーさんのおもてなしは、魚のフライとじゃがバター、マーマーレード菓子」は、こちらからどうぞ。

余談ですが…。
ナルニア国物語「ライオンと魔女」
読むなら、岩波少年文庫「瀬田貞二訳」がオススメです。
マメムは、瀬田さんの訳が一番いいと思っています。
そして、映画よりも、断然、本がオススメです。
映画は、かなり原作と違いますから…。