倉敷美観地区夜間景観照明と公式サイトには書いてありました。
夜間景観照明…。
ライトアップより落ち着いた感じを受けますね。
確かに、派手なギラギラ感はなく静かに街歩きを楽しみたい雰囲気でした。
倉敷美観地区に行ったら…、
「夜間景観照明」を体験してください。
お店は、ほぼ全部閉まっています。でも、そこがいい。
倉敷美観地区のお店は閉店時間が早い!
だいたい夕方の5時過ぎには閉まってしまいます。
夏だと、まだまだ明るいから少し物足りない気もします。
日没から「景観照明」が始まります。
アナウンスなんかはありません。
静かに始まります。
お店の灯り…
点いていますが、もちろん誰もいません。
昼間とは、また違う雰囲気ですね。
何だか、自分がタイムスリップして、江戸時代を歩いているような…。
そんな気持ちになります。
大原美術館の側を歩くと、ちょっと異国情緒を感じるような…。
雰囲気にのまれやすいマメムです。
ただ歩くだけ…。
それが何とも心地いい…。
倉敷ってね、
そこそこの田舎に住んでいるマメムからすれば、まあまあの都会?なのですよ。
近隣には、もちろん、普通に生活されている方もいるわけで。
昼間は、いくら美観地区と言っても観光客も多いですし、お店も近代的?なものを売っているわけですし。
それはそれで賑わしくて楽しいのだけれど。
マメムも季節のパフェを並んで食べたり、マスキングテープを物色?したりと、どうも、情緒とは程遠い思考回路になってしまいがちです。
いや、これは、個人的にマメムの資質の問題ですが。
けれど、そんなマメムでも、夜の景観照明の中を歩くと違います。
なんとも心が落ち着くというか…。
楽しい気分はそのままで、ただただ時間がゆっくり流れていくような。
オススメは、路地(ひやさい)と誰も住んでない家。
倉敷では、細い路地のことを「ひやさい」と呼ぶらしい。
差し込む日の光が浅いが転じて「ひやさい」となったとか…、
ひさし(庇)とひさし(庇)の間が転じて「ひやさい」とか…。
諸説あるようです。
でも、なんとなく、その呼び方にも情緒を感じますね。
マメムたちがそぞろ歩いた、どの路地を「ひやさい」と呼ぶのかは分からないけれど。
どの路地でも、細い路地のことは、そう呼ぶのかもしれません。
なんでも、江戸時代の商人たちは、「倉敷のひやさいを迷わず来れるようになったら一人前」と言われていたとか。
確かに、メインの通りを1歩抜ければ、細い路地がいくつもあった。
惜しむらくは、写真をちゃんと撮っていなかったこと。
とりあえず、路地っぽい写真でご容赦を。
素敵です。
仁先生と咲さんに会えそうです。
すみません。某テレビドラマです。大好きだった。
この場所は解放されていました。
表札には名前はなく。
もちろん、今は誰も住んでいません。
でも、その昔は、誰かがここで生活をしていたのでしょうね。
空想が膨らみます。
夜道でも、全く恐怖を感じません。
ほのかに明るくて素晴らしい照明です。
夜の景観照明は、本当に素敵です。ぜひ、行ってみてください。
お昼のはしゃいだ気持ちも台無しにはなりません。
むしろ、楽しかった余韻が倍増します。
ゆーっくり歩いてノスタルジーに浸る。
過ぎ去ったときの哀愁を感じながらも、なぜか、明日からの新しい日に期待が膨らむ。
そんな不思議な気持ちになります。
是非、一度、体験してみてください。